今だからこそWant-to 100%

ハイエフィカシー!

「あなたのゴールは、Want-to100%で設定するものです。」

コーチングを知っている方であれば、このセンテンスは、おそらく何十回以上と聞いたことでしょう。

あなたはこう思うかもしれません。

「わかっていますよ。ゴール設定はやりたいこと(Want-to)で、現状の外に、バランスよく、でしょう?」

その通りです。

では念のため復習していきましょう。

やりたいこと(Want-to)ということは、しなければならない(Have-to)では無い、ということですよね。

私たちはゴールに向かった日々を送っていくわけです。

読みにくいですが、目的的生活をしていく、ということです。

もちろんゴールはバランスよく複数の領域・項目にわたっていますから、それら複数のゴールに対して、あなた自身が日々リソース配分(時間・お金・手間)を判断していく、といいかえてもいいでしょう。

やりたいこと(Want-toのゴール)に向かって毎日すべてを投入していくわけです。

さてここでよく考えましょう。

今復習したとおりであれば、あなたはWant-toのゴールにしか向かっていないわけですから、毎日の生活は「すべてWant-toになっている」はずです。

Have-toだ、ということはひとつもない、はずです。

いかがでしょうか?

自信を持って、Yes,Ido.でしょうか?

もしそうではないとしたら、そこに何があるのでしょうか?

なぜ、100%Want-toでないものがあるのでしょうか?

チェックしていきましょう。

ひとつめのチェックポイントです。

もしかしたら、あなたはゴールというものを何か目標物のように捉えてしまっているかもしれません。

ゴールは未来のあなた自身(とその関係性という意味での状態)のことです。

あなたとほかのことではありません。

アファメーションのルールの最初にあるとおり、一人称なのです。

ゴールとは、あなたを中心とした縁起の状態です。

だからこそ、あなたのすべてを含んでいるわけですから、ゴールは多岐にわたるわけです。

それぞれのゴールは実際に実現するのに時間差はあるでしょう。しかし、ゴール設定においては、あなたが未来にいる世界を創り出すのですから、あなた以外の何か対象物ではない、ということです。

ゴールを対象としてとらえてしまうと、ゴールとそれ以外があるように考えてしまうのです。

そうすると、ゴール設定しているもの以外(それが何かはよく分からなくても)があり、Want-toではない、と考えてしまうのです。

これが、100%Want-toと思えない理由のひとつです。

ふたつめのチェックポイントです。

これは、Want-toということを厳密に考えすぎてしまう、というケースです。

健康は、生きるためだからHave-toになってしまうとか、生きるためにはお金が必要なのだから、ファイナンスはHave-toではないのか、というように考えてしまうということです。

生物的な欲求に根差す領域や法律が前提となる社会性のあるゴールは、Want-toであっても見方を変えればHave-toのように表現できてしまうこともあるのです。

したがって、あまり定義とか理屈ばかりで、ゴールについてWant-toだとか、Have-toだとか考えないようにしたほうがよいです。

こだわりすぎないということですね。

みっつめのチェックポイントです。

これは2つめのポイントと関連するのですが、ではなぜWant-to、Have-toという言い方で、ゴール設定に関する情報として説明しているのか、ということです。

あまりこだわらなくてもいいのなら、あるいは、見方によってどうにでもかわるのであれば、Want-toとかHave-toとか、かえってややこしいではないか、そんな風に分けなくてもいいではないか、というご指摘ですよね。

ごもっともです。

しかし、Want-to/Have-toと分けて説明しているのには理由があるのです。

特に日本人に対しては強調する必要があることです。

日本人は、その文化的特質からか、~しなければならない、~が求められている、~が必要だ、という考え方で物事に取り組む優先順位を高める傾向があります。

自分がやりたいことはAだけれど、今自分に求められているのはBであるというように考える人が多いということです。

Want-toよりHave-to優先主義なのです。

やりたいことをやっているなんて、子供・ガキだよ、大人はやらなければならないことに取り組むんだよ、ともっともらしく言われます。

みな周囲は言葉に出さないですが、このような考え方をベースとしてビジネスや家庭・社会が動いていませんか?

これも一つの見方にすぎない、ということはさきほど2つめで話した通りですが、いつの間にか、私たちはやりたいことをやるべきではない、という考え方に染まってしまっているのです。

そしてよくないことにやるべきと推奨されるのは、自分がやりたいかどうかではなく、周りがやるべきだと考えていること、すなわち他人から刷り込まれたゴールになってしまっているのです。

そんな他人から刷り込まれたHave-toのゴールをぶっ壊す、キックアウトするために、Want-to/Have-toの考え方が重要なのです。

他人から刷り込まれて、無意識に設定してしまっている(現状になっている)ゴールを徹底的に意識にあげ、自分の主体的な判断で、取捨選択すること、これが自分のゴールを設定する、ということです。

自分がゴールとして選択したこと、そのゴールに近づく選択・過程はもちろんWant-toです。

現状の外に、あらゆる領域において、このようにゴール設定をするからこそ、100%Want-toの毎日、人生を歩んでいることになります。

ゴール設定とはこれほど重要なこと、なのです。