ザッキー Zakkie

【プロフェッショナルマインドコーチ】
全ての人に共通するマインド(脳と心)の上手な使い方をお伝えするプロコーチ。

ハイエフィカシー!を合言葉に、クライアントのゴール達成を更に力強くサポートする活動に邁進中。

また、ファイナンシャルプランナー(CFPⓇ、一級ファイナンシャル・プランニング技能士)、証券アナリスト(日本証券アナリスト協会検定会員、CIIA)の有資格者として経験と見識をもとに、コンサルティング・執筆活動も行う。

株式会社岩崎ハイエフィカシーオフィス代表取締役。

1973年生まれ、東京都在

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ものさしは「いい人?」

ハイエフィカシー! 今回は、セルフコーチングがどれぐらい効いているのか?効果があったのか?をチェックする方法をお伝えしましょう。折角時間をかけてコーチングを学び、自分で自分をコーチングして、よりよい人生を過ごしたい、もっとハッピーになりたいと望むのですから、プラスの効果が表れてほしいものです。もちろん、セルフコーチングがどれぐらい自分に効いているかを確認する方法は様々あるでしょう。仕事や日常で起こることを、コーチングの観点で理解・解釈できるようになった、ということもあるでしょう。ゴール設定・更新やアファメーションをする時間を毎日確保できている、ということもあるでしょう。もっと具体的に、思いもかけなかったやり方を発見して、積年のゴールが達成できた、ということもあるでしょう。あるいは、エフィカシーが高くなった、自分には出来るという確信を持てるようになった、ということもあるでしょう。こうした現象は、どれもセルフコーチングの効果が出ていることを表しています。本日特にお伝えしたい確認方法が、もう一つあります。それは「圧倒的にいい人であるかどうか」です。これは、自分の利益のために他人にとっていい人と思われなさい、という表面的な人生訓の話ではありません。「圧倒的にいい人」とは、他人・周囲の人のゴール達成を心から願うようになる、ということです。本物のコーチは、クライアントのゴール達成にしか興味がない人、です。それがコーチングですから当然といえば当然です。しかし、これを分かるにはコーチングをきちんと学び実践していくことが大切です。そうしないといつの間にかずれてしまって、ビジネスのネタ、人を説得するための技法、といった使われ方になってしまいます。勿体ないことです。本物のコーチング(セッション)では、コーチは、コーチ自身の利益は全く考えていません。ゼロ%です。クライアントのことしか考えていないわけです。クライアントからすれば、自分の利益・ゴール達成のことしか考えない人は、どのように映るでしょうか?そう、「圧倒的にいい人」にしかならないのです。セルフコーチングの文脈でいえば、自分がコーチになって自分をコーチングする、ということです。ここでは、コーチとしての役割にフォーカスして考えます。コーチとは、他人の利益のことしか考えない人のことです。自然と自分に対してだけではなく、他人に対しても、他人の利益のことを考えずにはいられなくなります。他人のゴール達成を応援したい、という気持ちになります。まさに、ドリームサポーターです。ドリームキラーになりようがありません。他人のゴール達成を邪魔するようなことは出来ません。そういうことを観るのも聞くのもイヤになります。面白くないのです。セルフコーチングがどれぐらい自分に効いているのか?これをチェックする方法は、自分がどれぐらい「いい人」になれているのか、で分かるのです。

今だからこそWant-to 100%

ハイエフィカシー!「あなたのゴールは、Want-to100%で設定するものです。」 コーチングを知っている方であれば、このセンテンスは、おそらく何十回以上と聞いたことでしょう。あなたはこう思うかもしれません。「わかっていますよ。ゴール設定はやりたいこと(Want-to)で、現状の外に、バランスよく、でしょう?」その通りです。では念のため復習していきましょう。やりたいこと(Want-to)ということは、しなければならない(Have-to)では無い、ということですよね。私たちはゴールに向かった日々を送っていくわけです。読みにくいですが、目的的生活をしていく、ということです。もちろんゴールはバランスよく複数の領域・項目にわたっていますから、それら複数のゴールに対して、あなた自身が日々リソース配分(時間・お金・手間)を判断していく、といいかえてもいいでしょう。やりたいこと(Want-toのゴール)に向かって毎日すべてを投入していくわけです。さてここでよく考えましょう。今復習したとおりであれば、あなたはWant-toのゴールにしか向かっていないわけですから、毎日の生活は「すべてWant-toになっている」はずです。Have-toだ、ということはひとつもない、はずです。いかがでしょうか?自信を持って、Yes,Ido.でしょうか?もしそうではないとしたら、そこに何があるのでしょうか?なぜ、100%Want-toでないものがあるのでしょうか?チェックしていきましょう。ひとつめのチェックポイントです。もしかしたら、あなたはゴールというものを何か目標物のように捉えてしまっているかもしれません。ゴールは未来のあなた自身(とその関係性という意味での状態)のことです。あなたとほかのことではありません。アファメーションのルールの最初にあるとおり、一人称なのです。ゴールとは、あなたを中心とした縁起の状態です。だからこそ、あなたのすべてを含んでいるわけですから、ゴールは多岐にわたるわけです。それぞれのゴールは実際に実現するのに時間差はあるでしょう。しかし、ゴール設定においては、あなたが未来にいる世界を創り出すのですから、あなた以外の何か対象物ではない、ということです。ゴールを対象としてとらえてしまうと、ゴールとそれ以外があるように考えてしまうのです。そうすると、ゴール設定しているもの以外(それが何かはよく分からなくても)があり、Want-toではない、と考えてしまうのです。これが、100%Want-toと思えない理由のひとつです。ふたつめのチェックポイントです。これは、Want-toということを厳密に考えすぎてしまう、というケースです。健康は、生きるためだからHave-toになってしまうとか、生きるためにはお金が必要なのだから、ファイナンスはHave-toではないのか、というように考えてしまうということです。生物的な欲求に根差す領域や法律が前提となる社会性のあるゴールは、Want-toであっても見方を変えればHave-toのように表現できてしまうこともあるのです。したがって、あまり定義とか理屈ばかりで、ゴールについてWant-toだとか、Have-toだとか考えないようにしたほうがよいです。こだわりすぎないということですね。みっつめのチェックポイントです。これは2つめのポイントと関連するのですが、ではなぜWant-to、Have-toという言い方で、ゴール設定に関する情報として説明しているのか、ということです。あまりこだわらなくてもいいのなら、あるいは、見方によってどうにでもかわるのであれば、Want-toとかHave-toとか、かえってややこしいではないか、そんな風に分けなくてもいいではないか、というご指摘ですよね。ごもっともです。しかし、Want-to/Have-toと分けて説明しているのには理由があるのです。特に日本人に対しては強調する必要があることです。日本人は、その文化的特質からか、~しなければならない、~が求められている、~が必要だ、という考え方で物事に取り組む優先順位を高める傾向があります。自分がやりたいことはAだけれど、今自分に求められているのはBであるというように考える人が多いということです。Want-toよりHave-to優先主義なのです。やりたいことをやっているなんて、子供・ガキだよ、大人はやらなければならないことに取り組むんだよ、ともっともらしく言われます。みな周囲は言葉に出さないですが、このような考え方をベースとしてビジネスや家庭・社会が動いていませんか?これも一つの見方にすぎない、ということはさきほど2つめで話した通りですが、いつの間にか、私たちはやりたいことをやるべきではない、という考え方に染まってしまっているのです。そしてよくないことにやるべきと推奨されるのは、自分がやりたいかどうかではなく、周りがやるべきだと考えていること、すなわち他人から刷り込まれたゴールになってしまっているのです。そんな他人から刷り込まれたHave-toのゴールをぶっ壊す、キックアウトするために、Want-to/Have-toの考え方が重要なのです。他人から刷り込まれて、無意識に設定してしまっている(現状になっている)ゴールを徹底的に意識にあげ、自分の主体的な判断で、取捨選択すること、これが自分のゴールを設定する、ということです。自分がゴールとして選択したこと、そのゴールに近づく選択・過程はもちろんWant-toです。現状の外に、あらゆる領域において、このようにゴール設定をするからこそ、100%Want-toの毎日、人生を歩んでいることになります。ゴール設定とはこれほど重要なこと、なのです。

再現性のあるコーチング

ハイエフィカシー!本日は、コーチングの仕組み、についてお話をしていきたいと思います。 最初に質問です。 コーチングでは、何を叶えるのでしょうか? どうして叶えるのでしょうか? コーチングを学ばれているあなたなら、答えはご存知のはずです。 そう、何を叶えるのかと言えば、あなたのゴールを達成するのです。 どうして叶えるのかと言われれば、広い意味での幸福・ハッピーになるためですよね。 あなたがそれを望むから、と言い換えてもいいかもしれません。この考え方はコーチングに限らず、様々な方法論・体験談でも語られています。 しかし、少なくともコーチングが、こうした領域をメインとしていることは衆目が一致するところです。 さて、コーチングといってもいろいろな団体がありますが、私は認知科学に基づくコーチングのコーチとしての立場から皆さんにご紹介しています。 この意味は、ゴールを達成する技術について、認知科学の知見に基づく理論が構築されており、それをご説明している、ということです。 極端な例で考えましょう。 非常な成功をおさめたある成功者が、「自分はこのように考えてこのように成功したから、皆さんも、みなさんのゴールに合わせて、同じ考えて、行動すれば達成するのだ」と体験談を語ったとします。 これに対して、認知科学に基づくコーチングは、「人間というものは、このようなマインドの働きがあるから、この働きを上手に活用することで、あなたのゴールを達成することができる」と言える、ということなのです。 認知科学の知見によって、我々人間には共通したマインドの働きがある、ということが多く分かってきた、ということです。 これが何を意味するか? そう、誰でもこの考え方を学ぶことで、自分のゴール達成のためにマインドを働かせることができる、ということです。 誰でも!です。 学問が科学的と言われるための一つの観点は、再現性、です。 再現性がない、同じ条件で実験したら同じ結果にならない、のでは科学ではありません。誰かの経験はその内容を伝達するときに、再現性があるものと無いものに分かれるでしょう。 どうしても個人の体験談には、固有の状況、というものがあるからです。 その固有の状況から生まれた結果というものも、また固有の結果です。 再現性が担保できない、ということですよね。 認知科学は、当然科学ですから再現性を備えています。 人間に共通するマインドの働きを知り、これをゴール達成に活用できる、ということがどれほど強力か、頼もしいか、わかるというものです。 だからこそ、認知科学に基づくコーチングは、すべての人に有効なのです。 しかし、コーチングが有効になるためにはひとつだけ条件があります。 何だと思いますか? そう、その人に、ゴールがないと有効ではないのです。 願わくは現状の外側にあるゴールです。 現状の自分ではない、違う自分になりたい。 現状の外側かどうかはわからないが、成長したい。パフォーマンスを発揮したい。お金持ちになりたい。魅力的な人物になりたい・・・。 こうしたゴールがないとコーチングを受けようとも思いませんよね。 しかし、人間には変わらない自由もあります。 現状のまま生きていくことも自由です。 ただし、自分が選択した現状であれば、と思いますが。 さて、私の提供しているコーチングは認知科学に基づくということを、しつこいくらいにお話してきました。 自分のマインドがどのように働くのか、を知る。 そして、そのマインドの働きをどのように自分のゴール達成に活用するのか、を知る。本当のコーチとは、この二つをクライアントの状況に応じて上手にクライアントに伝えて、この二つを知ったクライアント自身が実践できるように導く役割の人です。 したがって、本物のコーチングを学び、実践できる、ということは、「意図的に」自分のマインドの働きを活用できる、ということなのです。 「学んだことをなんとなく活用したから成功したなあ~」というようなぼんやりとした成功法則?ではないのです。 意図的に、自分の望むゴール達成をしていく、ということなのです。 誤解を恐れずにいえば、望まないことは「意図的に」実現しません。 また、人間の無意識は変化を恐れます。 コンフォートゾーンということであなたもよく理解されている、その理由からです。 自分が心地よいと感じる空間ですから、意識的であれ、無意識であれ、その場所にとどまりたい、少しでもずれると元に戻ろうとします。 したがって、現状の外側のゴールであればあるほど、コンフォートゾーンにとどまろうという力が強く働きます。 コワイ、わけです。 全く知らない違う国に一人で置き去りにされるようなものです。しかし、先ほど説明した二つのこと、マインドの働きとそれをゴール達成に活用する方法を知ることで、恐れずにゴール達成に向かうことができるのです。 誤解を恐れずに言えば、無理なくゴール達成に向かうことができます。頑張る必要は、ゼロ、みじんもありません。おそらくコーチングのこの仕組みを知らない人は、きょとん、として何のことかわからない、あるいは、矛盾している、などと思うことでしょう。 勿論、認知科学に基づくコーチングですから、矛盾はありません。 学べば誰にでも理解できることです。 「意図的に」変化を起こす。 そしてその変化を「恐れずに」起こす。 この仕組みがあるコーチングだということを押さえていただきたいのです。

自身の変化を捉える

ハイエフィカシー!さて、本日は自分自身の変化に敏感になるというお話をしましょう。コーチングを学び、コーチングを受けていくと何が変わるのでしょうか。コーチングとは、自分のゴールを達成する上手なマインドの使い方を自分のものとすることです。そう、マインドの使い方が変わるわけです。言葉を変えていうと、ゴールに向けたゲシュタルト能力が向上する、ということです。ブリーフシステムの働き方を理解して利用できる、ということです。内部表現の書き換えが上手になる、ということです。情報空間と物理空間の操作性が高くなる、ということです。抽象度を自在にして視点を置けるようになる、ということです。マインドの使い方が上手になるわけですね。ただし、マインドの使い方が変わるといっても、当然目に見えない働きになります。見えにくいどころか見えないわけです。もちろん、自分自身の言動を客観的にみることによって、コーチングを学ぶ・受ける前と後で、どのように変わったのかを比べることは可能です。ただし我々は学問的探究をしているわけではありませんから、わざわざそうしたことをする必要もありません。一番簡単で、まず注目すべきは、今まさにあなたがマインドの中で声に出さずに語っている言葉、そうセルフトークを振り返ってみることです。声に出さない言動のひとつですよね。すごく沢山のセルフトークをしているはずです。このトークの内容が、ゴール達成にとってポジティブなものか、エフィカシーを上げるものか、といった観点でどうだったか、ちょっと振り返ってみるのは、アリです。コーチングを学び・受ける前のあなたは、ひょっとしたら、「頑張っても所詮無理っしょ。。。」「やっぱり私には出来ないかもしれない。。。」「どうしてもっと稼げるようになれないんだ。。。」「また失敗だ。。。。」「この仕事をやらないと、評価が下がる。。。」「私ってモテナイのかな。。。」上記のようなセルフトークをしていませんでしたか?今これらのトークを見て、違和感がありますか?違和感があれば、あなたのセルフトークは変わってきているということです。「できて当然。さらに上を目指す。」「必要なものはいつでも手に入れることができる。」「今回は自分らしくなかった。次回はうまくやれる。」「好きでやっているのだからパフォーマンス良いのは当たり前。」「自分がやらなくて、誰がやる。自分こそこれを実行するのにふさわしい。」こんなセルフトークでマインドを満たしていくのもいいですよね。次に、注目していただきたいのは「情動」です。コーチングを学んでいると、決して聖人君子になって情動の起伏がなくなるわけではありません。ただし、エフィカシーが高くなって抽象度の高い思考をすることが常にできるようになってきますので、情動的な脳よりも理性的な脳(前頭前野)優位になります。感情を理性でコントロールできるようになりやすい、ということですね。さらに進むと、情動を生み出したり変形させたりして、自分のゴール達成に役立つように利用できるようになります。ドラマや小説でたまに見かけますが、一般的に負といわれる怒りや嫉妬などの感情エネルギーを、なにか勉強や仕事のパワーに変える、というようなものだと捉えると理解しやすいかもしれません。ただし、ゴールの世界にいる臨場感に使うのは、プラスの情動にしておいてくださいね。楽しい、嬉しい、気持ちいい、清々しい、誇らしい、といった情動です。また、こうしたこともあります。現状の外にゴールを設定して、そこに進んで行こうとすると、恐怖、気乗りしない、逃げたい、というような情動がでてくることがあります。セフルトークと一緒になると、「俺、こんなことしていていいのかなあ、大丈夫かな。。。」というような逃げたい気持ちと一緒につぶやいてしまうトークが代表例です。生命維持が至上命題のホメオスタシスからすると、現状の外は生命維持が未知数ですから、こうした情動や、それを察知したセルフトークが出てしまうわけです。こんなときこそ、理性的な脳で「自分が現状の外に出ようとしている、素晴らしい瞬間だ!」とセルフトークをかましてみてください。そして、最後に注目いただきたいのは、身体からのフィードバックをしっかり受け取る、ということです。これは先ほど述べたセルフトークや情動とも関係しています。どちらかというと、セフルトークや情動、あるいは意識できないマインドの働きが、身体に影響を及ぼしていて、それを受け取った身体に何らかの反応が起こってくるということなのです。私たちは、コーチングというとマインドの中だけの世界、という捉え方をしてしまうんです。でも、そうではありませんよね。私たちは人間です。人間は情報と物理にまたがった存在です。マインドと身体は切り離せない関係にあるわけです。当然ながらマインドと身体は相互に影響を与えあっています。マインドの使い方が変わってきたかどうかは、自分の身体を注意深く見ていると気づくことがあります。これが身体からフィードバックをとる、ということです。一番わかりやすいのは健康・ダイエット・美容といった身体そのものにかかわるゴール設定をして、マインドの使い方を発揮し、ゴールに向かって進んでいる場合です。痩せてきた、顔色が良くなった、カラダが柔らかくなった、コリがとれた、などなど。しかし、これ以外のゴールやそれに関するマインドの使い方でも身体に影響が出ていること多いのです。- しゃべるスピードが早くなった。- 相手の表情が良く見え、相手の感情を読めるようになった。- ゆったり歩くようになった。- よく眠れるようになった。上記は私自身やクライアントから実際に聞いたことですが、他にも沢山あるでしょう。どういう影響が良いか、悪いか、ということではなく変化を敏感にとらえるようになる、ということがポイントです。マインドが変わることによって身体に影響が表れている、ということが確信できることには重要な意味があります。身体は物理空間にあるものです。マインドが身体に影響を与えているということは、物理空間に影響を与えているということです。それこそが、インプリメンテーションの第一段階、なのです。マインドと身体(すなわち人間)で、世界に影響を与え、縁起を変え、ゴール達成に近づいていくのです。マインドの上手な使い方には、これでいいという完成はありません。絶えずより良い使い方があります。そうしたマインドの使い方をあなた自身がブラッシュアップしていくのに、セルフトーク、情動、身体性、というのは3つ関連して重要な観点です。私たちは意識に上がるものはコントロール・操作できるのです。これら3つを意識しコントロールしていくことで、ゴール達成の強力な推進力を生み出すことができるのです。

持続的にパフォーマンスを引き上げる日常の秘訣

本日は「持続的にパフォーマンスを引き上げる日常の秘訣」についてお話していきます。これは、みなさんがセルフコーチングをしていた場合、「どの程度自分自身にコーチングが浸透しているか」を確認することができる方法でもあります。その秘訣とは、「セルフトークが変わってきたか?」ということです。「セルフトーク」はコーチングを学んでいる方は、何度も聞いたことがある言葉ですよね。耳にタコができた、というぐらいよく聞く言葉です。そのため、私たちはついついセルフトークの重要性を軽視してしまうのです。まず「セルフトーク」の定義を押さえておきましょう。「セルフトーク」とは、自分の中で内省的に言ってしまう独り言のことです。これは言葉だけの問題ではなく、言葉を発するたびに実際の体験を思い出す行為でもあります。したがって、「俺って駄目だな」と失敗体験を思い出しながら独り言を言うと(思うと)、マインドではあたかもその失敗が再体験されたことになるのです。こうした「セフルトーク」を日々繰り返していることで、私たちの自己イメージが形成されていくのが分かりますよね。「セルフトーク」が「自己イメージ」を形成していくのです。「プレゼンでいつも失敗する」というセルフトークを繰り返していると、「プレゼンでいつも失敗する」という「自己イメージ」が形成されていくのです。そして、こうした「自己イメージ」が自分の「コンフォートゾーン」の境界を定めていきます。ここでの注意点は、一般的に望ましくないと考えられる状態でも、「コンフォートゾーン」になり得る、ということです。「コンフォートゾーン」は自分が快適に感じる領域のことですよね。さきほどの例えでいえば「プレゼンでいつも失敗する」というところに自己イメージがあると、そこが「コンフォートゾーン」になってしまう、ということです。「ああ、やっぱり失敗した。これが俺だよな。」となんだか妙に納得して落ち着いているようなものです。「コンフォートゾーン」でもう一つ重要な観点は、私たちはコンフォートゾーンの中では快適に自然と行動できる、ということです。いつもの「パフォーマンス」を発揮できる、ということですね。逆に「コンフォートゾーン」から外れると、途端に「パフォーマンス」を発揮できなくなります。すごく低レベルな例えで恐縮ですが、いつもトイレでお尻を拭いている手と逆の手で拭いてみてください。想像するだけで、上手に拭けないな、なんともいえないイヤな感覚がありませんか。実際に試してみると、いつも拭いている手と逆の手の場合、どれぐらいパフォーマンスが下がる(=上手に拭けない)か、ということがわかります。まさに、サッカーの試合でいうところの、ホームとアウェイの関係ですよね。ホームがコンフォートゾーンの内側、アウェイが外側、というところです。では、ここで整理しましょう。自分が望むパフォーマンスを発揮するためには、発揮するのが当然という「コンフォートゾーン」に自分がいることが必要です。その「コンフォートゾーン」の境界を定めているのが「自己イメージ」であり、「自己イメージ」は、あなたの日々の「セルフトーク」で形成されるのです。よろしいでしょうか?「セルフトーク」 ↓「自己イメージ」 ↓「コンフォートゾーン」 ↓「パフォーマンス」 確かにコンフォートゾーンから外れたようなシチュエーションでハイパフォーマンスが発揮できたということはあるかもしれません。しかしながら、ここでパフォーマンスを上げる、といっているのは一時的なことではなく、持続的にパフォーマンスを上げ続けることが出来る仕組みのことです。そのためには日々の「セルフトーク」がどれぐらい重要か、ということが分かります。自分がどれぐらいセフルコーチング出来ているか、という観点で「セフルトークがどれぐらい変わったか?」という質問をする理由も理解いただけたことと思います。ただし、結果的になんとなく変わってきたような気がする、では勿体ないですよね。今日のテーマは「持続的にパフォーマンスを上げる日常の秘訣」ですから、この「セルフトーク」を日常で、あなたが意識的にマネージしていく、ということを意図しています。自分の「セルフトーク」は、自分でマネージするのです。ここは、出来る出来ない、の問題ではありません。自分の「セルフトーク」をマネージするか、しないか、だけです。あなたが自分の「セフルトーク」をマネージする、と決める。そしてマネージし続けるのです。毎日あなたは、この複雑な人体をマネージしているのです。そんなあなたは当然「セルフトーク」も毎日マネージできるのです。大変そうなどと思う必要はありません。マネージすると決めて、上手くいっていれば「自分らしい」、上手くいっていないと気づいた時は「自分らしくない」。これだけです。単純なことなのです。さて最後に、この「セフルトーク」ということをコーポレート(組織・団体)で考えるとどうなるのか、について少し触れておきたいと思います。一人一人の人間に「セルフトーク」があるのと同じく、コーポレートにもそれぞれ「コーポレートトーク」があります。「コーポレートトーク」とは、組織内におけるすべてのトーク、会話のことです。オフィシャルな会議だけではなく、ホームページに掲載している文章、休憩所で交わされる会話や会社帰りの居酒屋での上司の愚痴にいたるまで、すべて「コーポレートトーク」です。「セルフトーク」と同様に、「コーポレートトーク」は非常に重要です。「コーポレートトーク」が「組織イメージ」を形成し、「コーポレートのコンフォートゾーン」の境界を定めていくのです。したがってコーポレートのリーダーは自らのトークだけではなく、組織に所属する全員のトークをマネジメントしていく必要があることがわかります。ここでリーダーとは、単に経営者・管理職を指すのではなく、プロフェッショナルとして自らの業務に対して組織全体に責任を持つ人です。誰もがリーダー足りえるのです。では具体的にどういう「コーポレートトーク」を目指していけばいいのでしょうか?そこで重要になるのは、個人の場合と同じくパフォーマンスを上げる目的、すなわちコーポレートのゴール設定です。コーポレートのゴールに近づく「コーポレートトーク」になっているか?この観点でマネージしていくことが重要になってくるのです。

何をやるのかよりも、〇〇のほうが大事

ハイエフィカシー! 久しぶりの投稿となりました。みなさん、お元気でお過ごしのことと思います。さて久しぶりの投稿ということですが、いきなり過激にいきたいと思います。 たまには、刺激ある料理もいいですよね。 見た目はそうでもないけれども、味わっていくと刺激がでてくるといった感覚です。 さてテーマですが、「何をやるかよりも、誰といるかのほうが大事」 ということです。 似たような言葉を聞かれたことはありませんか? 自己啓発や成功哲学といったジャンルでも、こうしたフレーズを耳にすることがあります。 もちろん、我々は苫米地式コーチングという観点から捉えていきます。 「何をやるかよりも、誰といるかのほうが大事」 どうでしょうか? ゼロか百か、の表現ですから極論です。 暴論、と思われる人もいるでしょう。 もしかしたら、私がこれまで言ってきたことと矛盾する、と思う人がいるかもしれません。 ー 何をやるかが大切なはず。ー 他人は関係ないでしょ。 ー やる内容よりも誰といるかのほうが大事なんて、意味わかりません。 こういうふうに感じるお気持ちは良く分かります。 私も無条件で「何をやるかよりも、誰といるかのほうが大事」と言っている訳ではありません。 まずは、このフレーズにぴたりと当てはまることわざがあるので紹介しましょう。 「門前の小僧、習わぬ経を読む」 このことわざは、寺の門前に住んでいる子供や、いつも僧のそばにいる子供は、日頃から僧の読経を聞いているから、いつのまにか自分もお経を読めるようになるという意味です。門前の小僧は、お経(仏教)を習いに来たわけではありません。 僧のそばで何をしていたか、と言われれば遊んでいたり、読経をみていただけでしょう。 でも、お経を覚えてしまっているわけです。 おそらくその小僧に、どうやって覚えたの?と聞いても、わからない、いつのまにか覚えた。自然と覚えた、というような返答でしょう。 ことわざになっているぐらいですから、当然当時(江戸時代ごろ?)からこうしたことは実際にあったし、よくあることだと当時の人々は考えていた、ということです。 箇条書きで整理すると以下のようになります。 ・何をしていたか ⇒ 遊んでいた、みていた ・誰といたか ⇒ 読経をする僧と一緒にいた・どうなったか ⇒ 習ってない読経ができるようになった ・どのように ⇒ わからない、自然と、無意識に こうしてみると、冒頭から繰り返し言っている「何をやるかよりも、誰といるかが大事」ということが納得できるようになってきませんか?さて私が無条件ではない、といったのは「どのように」の部分です。 門前の小僧は、お経を習おうと思っていなかったのに、自然と・無意識に覚えてしまったのです。 なぜ? そういう環境にいたからです。 そういう環境とは読経する僧、すなわち誰といたかです。読経できるようになったのは、その場で何をしていたかではなく、読経する僧、誰といたかで決まっているのです。人は自分の置かれている環境によって、無意識に影響を受けているという意味が込められているわけです。 特に、誰といたか、という人に我々は大きく影響を受けます。広い原っぱに、ぽつんと一本の樹が立っているのと、ぽつんと一人の人間が立っているのでは、我々が受ける印象はかなり異なるはずです。私たちは人間を重視しているのです。では、我々は、このことわざをどのように活用していけるでしょうか? 注意点はあるでしょうか。そう、注意点は私が先ほど言いかけた「無条件ではない=条件」です。 条件とは、自分のゴールを基準として、誰といるかを選んでいく、ということです。 自分のゴールに近づく、プラスになると考えられる人と一緒にいる。そういう場に縁起をつくっていく。反対に、自分のゴールに関係ない、あるいはマイナスになる人とは一緒にいない、ということです。 勿論スコトーマがありますから、あなたがプラス/マイナスと判断したことがそうではない可能性もあります。 自分のゴールの世界を一部体現しているような人と一緒にいる。 そうすることで意識できる言語情報も沢山得ることが出来ますが、それ以上に無意識に得ることが出来る非言語情報があることをぜひ知ってください。 ものまね名人と言われる人がいます。 その名人は、まねする対象の人に直接会ったり、映像を何度もみているはずです。 当然ですよね。 紙に書いた言語情報だけを渡されて、だれかのものまねをしろ!と言われてもできないわけです。 言語情報以外の情報がものまねの似ている、似ていないを左右します。 非言語情報で多くのことを得ているということですよね。 私たちがゴールに関係する人と一緒にいることで得られている情報の大きさは計り知れないのです。「何をするかよりも、誰といるかが大事」一人部屋に閉じこもって、ゴールの世界に近づこうとウンウン唸っているよりも、ゴールの世界に関係する人、場所につながっていく。 ゴールにしたがって、誰といるのかを決めるのです。 しかし、イケメンだから、美女だから、そんな人と一緒にいたい、というのは単なる煩悩です。否定はしませんが、今回の趣旨と違いますのでご注意くださいね。

共感力

ハイエフィカシー! 共感力という言葉を聞かれたことがあると思います。書籍や自己啓発の分野ではちょっとしたブームになりましたよね。人間関係において、他者とのコミュニケーションを円滑する技法や考え方として人間の共感する能力についてとりあげられています。日本社会はこれまで同質社会、単一文化社会などと言われて、職場や家庭などの日常社会における意思疎通は良好に行われていると考えられてきました。ところが昨今の、世代間ギャップ、職縁社会の機能低下、ネット環境による対面接触の減少などから、相手のことを慮ることができないとコミュニケーションが上手に出来ないことに気づき始めた、ということでしょう。コミュニケーションするうえで、相手のことを慮る、相手の立場を理解するなんて当然だろう、といってしまえばそれまでですが、言うは易し、行うは難し。同じ言葉を話しても、その言葉に込められた情報を読み取る能力が人によって異なる、ということは、文字情報でのコミュニケーションを成立させるためには、相応の努力が必要となることが分かります。このコミュニケーションを円滑に進めるために、共感という相手の状態を考慮する重要性が訴えられてきたのです。 今回はコーチングを学んでいる私たちの視点で、この共感(力)に切り込んでみたいと思います。その意味では、先ほど述べたような世間で取り上げられるような共感(力)とは、まったく次元が異なります。そのため、コーチングの観点からみていくときには、共感(力)ではなく、「共観(力)」という言葉・表現を使います。共観という言葉は、一部キリスト教聖書の解説で使われる用語ですが一般的ではないですし、共観力という言葉は私の造語です。 コーチングの観点からみる、共観力は、単に相手の立場を考慮する、ということではなく、リアルタイムに相手の情報を把握し、自分の意図と合わせて、より抽象度の高い視点からコミュニケーションを図る、ことです。このような抽象度の高い視点から交わされたコミュニケーションの内容は、双方にとって有益なWin-Winなものへと生成されていきます。もちろん、こうした共観力をコミュニケーションの当事者が持ち合わせていない場合でも、有益なものは生み出せると思いますが、共観力を用いてコミュニケーションしたほうが、双方納得感の高い内容となるに違いありません。 では、この共観力と表現したものは何か。それは、「言葉で表現されない非言語で相手が持っている情報を、あなたが観る行為」、というものです。 わたしたちは、相手のことを慮る、考慮する、いうと、相手の置かれている立場、これまでの経緯、他人の評判、相手の言っていること、などで判断します。自分が知った過去の情報と、相手の言っている情報を集めて、相手のことを慮っている、考慮している、といいます。これ自体は別に不要なことではなく、普通に必要なことです。逆にこうした情報がないと、相手のことを慮れない、と思ってしまいます。当然ですよね。何も言わないのでは、相手のことを慮れないからです。相手のことを慮りたいから、いろいろ教えて、となるわけです。 しかし、しかしです。共観力は、そうした情報は不要です。今目の前にいる、相手の存在から相手が望んでいたり、考えている事、イメージを自分も観るのです。 「なに言っているんですか、そんなこと無理でしょう。」あなたはそう思うかもしれません。でも、普通の人間であれば、相手を見ていれば、いろいろとわかることはあります。この人嬉しそうだな、とか悲しそうだな、というようなことは日常よくわかることです。 もしあなたが職場で会議の会場運営担当なったとしましょう。何十人いる参加者が教室形式の会場で全員前方を向いて座っています。会議が始まりしばらくして、ある女性がチラチラと後ろをみたり、上着の襟をたてるようなしぐさをしています。あなたは、あ、会場が寒いのかな、空調が効きすぎたかな、などと気づくことはありませんか。こうした相手のしぐさ、動きで相手の考え・感じている情報をあなたは把握することができます。 今お話したようなことは表情であったり、しぐさが伴いますので、非言語といっても分かりやすいですよね。こうした非言語情報は重要なのです。相手が言葉で内容を話しながらも、同時に表情やしぐさであなたに別の情報を伝えてくれているからです。メンタリストといわれる人は、こうした情報を元に、言葉で伝えている内容の裏側や嘘を見抜いているわけです。 しかし、共観力は、そうした表情やしぐさといった非言語情報で観ることがメインではありません。もちろんそうした情報は把握します。さらにそのうえをいくのが共観力です。オカルトと思われると困るのですが、相手が考えていることやイメージを観るのが、共観力です。 相手の表情やしぐさを観るのと同じように、相手の情報空間を観るのです。気功やヒーリング的にいうと、相手のエネルギー状態、気の状態を観る、捉えるということになります。 実際、私はそうした相手の情報空間を観ています。 この相手のイメージしている情報が観えることにより、リアルタイムでコミュニケーションに密度が生まれます。相手と自分の抽象度より、少し高い、いい感じの抽象度で内容を吟味することがスピーディーにできるのです。 コミュニケーションということでお話をしてきましたが、これは言い換えると、相手の内部表現へのアクセスであり、書き換えの技術、となります。今回は、言葉で表現するのが難しい領域に踏み込んでお話ししました。分かり難い点やご質問などがあるかもしれません。その際はお気軽に、サイトのメールアドレス宛にご連絡ください。

リッチ(Rich)

ハイエフィカシー!本日は、「リッチ(Rich)」ということについてお話していきたいと思います。「リッチ」とはどういうものでしょうか?日本語に訳したときに、お金持ち、と言われることが多いですよね。確かに間違いではないでしょう。しかし「リッチ」といった時には、単なるお金持ちではない、と思いませんか?「私は、現金1億円を持っています」という人がいたとします。確かにお金持ちでしょう。現金500万円を持っている人よりも、20倍も多いからです。でも、その現金1億円持っている人が、毎日あくせく朝から夜遅くまで働いている人だったらどうでしょう?「リッチ」な人、と言えますか?あるいは、持病があってあまり健康とは言えない人だとしましょう。「リッチ」な人、と言えますか?どうにもしっくりこない、何か違和感が残りますよね。「リッチ」の語感には、単に現金を人よりも多く持っている、というだけではない何かを持っている人です。いえ、逆に現金よりも、もっと多くの別の何かを持っている人、のような気がしませんか?まず経済的(金銭的)な範囲で考えてみましょう。現金というのは経済的富の一つですよね。より具体的に言えば紙幣等(電子マネー含む)のことです。でも経済的富は、現金だけではありませんよね。そうです、株式や債券といった有価証券も、ほぼ現金と同じような位置づけですが、厳密には現金ではありませんよね。特に株式は金銭的価値以外の株主の権利が付随しています。他にはなにがありますか?代表的なものでいえば不動産ですよね。土地、建物です。他に何か思いつきますか?目に見えないですが、知的財産(権)がありますよね。特許や著作権などです。経済的な範囲だけにはとどまりませんが、金やダイヤモンドといった宝石類、絵画などの美術品もありますよね。このように少し考えただけでも、お金持ち(現金を持つ人)、と「リッチ」とは異なるようですね。(もちろんお金持ち=リッチと定義する議論もありますが、ここでは異なる定義を持つという前提で話を進めていきます。)「リッチ」は日本語にあてはめるときには、お金持ち、という表現よりも、裕福、や、資産家、という表現のほうが近いと思いませんか?これは逆を考えるとわかります。今現在、現金を持っていなくても、「リッチ」な人はいます。そうです。有価証券や不動産を持っていれば、必要に応じて現金化できるからですよね。現金しかなくて、「リッチ」と呼べる人は、よほど現金を持っていないと、「リッチ」にふさわしいと認められないかもしれません。通常の経済取引では現金(貨幣)を使用するしかありませんから、どうしても現金がある人がお金持ち、「リッチ」と思ってしまいますが、その現金をどのように生み出せるのか、というところで「リッチ」度合いが決まってくると言えるでしょう。「リッチ」は現金も含めて経済的富を持つ人です。そして、必要な時に必要なだけ現金化をすることができる人、と言えるでしょう。資産、ストックを持っていることが「リッチ」と呼べる要件になるでしょう。ここまではストック面の話をしたので、フローも確認しておきましょう。ストックは資産、フローは収支といいかえることができます。「リッチ」と呼ばれるためには、当然ながらフローに関する要件もあるでしょう。慢性的にフロー、すなわち収支が赤字ではストックを減らしていくことになります。したがって、「リッチ」であるためには収支が黒字、すなわち収入から支出を引いた差額がプラスとなって、新たなるストックとして加わる、という流れが必要です。そうすると、いくら莫大なストック、資産をもっているといっても、それだけでは「リッチ」と呼べない、ということもわかります。極論をいえば、フローは、量の多寡ではないのです。収支が黒字かどうかです。黒字化できる収支でファイナンス活動をしていれば、健全なのです。もっと支出が必要であれば、収入を増やすことなのです。まとめると、経済的に「リッチ」であるためには、現金を含めたストックと、フローが健全であること、という両方が必要です。次に、経済的以外の範囲も含めて、「リッチ」を考えてみましょう。「リッチ」な生活、「リッチ」な人生、というときに含まれる経済的な範囲以外の「リッチ」です。前述したように、不健康では「リッチ」と呼べないのではないか、という観点です。「福禄寿」という言葉があります。道教の七福神を表す言葉ですが、福は子供に恵まれること、ひいては人間関係に恵まれることを意味します。禄は財産、先ほど見てきた経済的な「リッチ」のことになります。そして寿は健康で長生きすることです。まさに人間の三大悩みといわれる「人間関係」「財産」「健康」について順調であることを福禄寿という言葉が表しているわけですね。現代では、さらに「リッチ」には、自己実現的な要素を加えていくことになるでしょう。趣味をつうじて豊かな生活を送るという意味での「リッチ」もあるでしょうし、精神生活や生涯学習をつうじて味わい深い人生を過ごすという意味での「リッチ」もあるでしょう。コーチングの観点からいえば、自分のゴールを人生の各方面に設定して歩む人生は「リッチ」につながっていくはずです。「お金持ちになりたい、そのためにはどんな資産運用をすればいいのでしょうか?」と聞いてくる人がいます。おそらく、自分の手持ちの現金を、株式やデリバティブといった金融商品などで運用することでお金持ちになれると考えているのでしょう。もちろん、その可能性は否定しませんが、非常に分が悪い選択だということはわきまえておいたほうがいいでしょう。お金持ちにはなれるかもしれませんが、その考え方では、これまでみてきたような「リッチ」になることはできないでしょう。それよりも、その手持ちの現金を自分自身に投資したほうが間違いありません。あなた自身の可能性、創造性のほうが、どこの誰かも知らない人が運用している金融商品よりも、よっぽど頼りになるのではありませんか。これは、ゴール達成という文脈でいうところのエフィカシーです。ここでのエフィカイシーをいいかえれば、「自分の手持ちの現金は、自分自身に使ったほうが世の中に貢献できるモノ・サービスを創り出せる」、と確信することだからです。「リッチ」とは、「あらゆることは自分自身で生み出していける、活用していける」、と確信するところに、その淵源があるのではないでしょうか。

コーチングの主眼

ハイエフィカシー!本日は、コーチングの主眼、についてお話していきます。主眼とは、物事の最も重要な点、のことです。コーチングの周辺ではなく、コーチングの主眼、最も重要な点について確認していきましょう。さて、それではコーチングとはどういうことか、を紐解いていきたいと思います。コーチングとは、マインドの上手な使い方を教えること、ということは何度も聞かれたことがあると思います。誰から誰に教えるのかというと、当然、コーチがクライアントに教える、ということになりますよね。我々のマインドは、どのように働くのか?普段、私たちが生活している時には気づきにくいマインドの働き、その特徴を知ることが第一歩です。これは、コーチング理論として説明されることでもあります。例えば、毎日のように繰り返しているセルフトーク(内省的言語)が、セルフイメージを形成し、コンフォートゾーンを規定して、自分のパフォーマンスに影響を与える、といったことを知る。セルフトークの重要性を認識することで、セルフトークをいちいち意識にあげることができるようになり、コントロールすることができるようになるのです。あるいは、私たちは何かにロックオンすると、他のものがロックアウトされて認識できなくなる、といったことを学びます。テーブルの上の果物に意識が向いてロックオンしてしまうと、同じテーブルの上にあった車のキーがロックアウトされて認識できない、といったことです。マインドの働きの特徴がわかったうえで、次にそれをどう活用していけばよいかをコーチはクライアントに教えます。例えば、私たちはRAS(Reticular Activating System)によって、重要だと判断した情報しか認識できないようになっています。そのため、現状の自分がこれまで重要だと判断してきた物事しか見えず、他の情報はスコトマに隠れていて認識できない状態です。RASの凄いところは、意識していなくてもきちんと働いている、ということですよね。自分の生命維持に関わるようなことについては、きちんとRASが働きます。同様に、自分が重要だと判断したこともしっかり情報として入ってくるのです。このRASの働きをよく知ると、自分が設定したゴールに重要性を与えることによって、スコトマが外れて、ゴールに関する様々な情報を取り入れることが出来る、という仕組みを深く理解することが出来ます。ゴールの設定についても、どのようにマインドを使ってゴール設定していけばよいかをコーチは教えてくれます。ゴールは現状の外側に設定する、と言われるが、現状の外側というのは一体どういうことなのか?ゴールは心の底からやりたい事だけ、Want-toと言われるが、そんなことがあるのか?ゴールはバランスホイールで設定するというけれど、意味があるのか?こんな風に、ゴール設定ということひとつをとっても、書籍などで学んでいるだけではどうしてもわからないことがあるでしょう。こうした言語だけでは表現しにくい微妙なニュアンスも含めて、クライアントはコーチと接することで、きちんと受け取ることができます。これもコーチがマインドの上手な使い方を、言語だけではなく非言語情報を含めて教えている、ということができます。コーチングの主眼は、プロフェッショナルになることを教えることではありません。ここでいう、プロフェッショナル、とは職業プロフェッショナル、ということです。きちんと対価を受け取って世の中に機能を提供する、というのが職業プロフェッショナルです。職業プロフェッショナルになること自体、あるいはそれで生計を立てていくこと自体はコーチングの主眼ではないのですね。職業プロフェッショナルを育成するのはインストラクターの仕事だからです。コーチングの主眼は、その職業プロフェッショナルを圧倒的なパフォーマンスが上がるようにしてしまう、というところにあります。タクシードライバーを育成するのがインストラクターと例えるならば、本物のコーチングは、F1ドライバーをレースで優勝させるように導く、といえるでしょう。そして、さらにいえば、そのクライアントの職業以外の方面においても、抽象度が高い思考をして対処ができるようにしてしまうことです。本物のコーチングは、職業やファイナンスといった方面に限られるものではありません。先ほどバランスホイールとお伝えした通りです。コーチングの主眼は、プロフェッショナルを圧倒的なパフォーマンスを発揮できるように引き上げてしまうとともに、それ以外の人生の各方面においても、ゴールを設定し、いつも抽象度が高く物事を判断して、冷静かつハッピーであり続けることを実現してしまうこと、にあります。ゴール設定の無い人生というのは、おそらく生命維持に関することと、他人から刷り込まれたニセのゴールを持ち続ける人生ということになるでしょう。そういう人生は送りたくない、と気づき、自分なりに自己啓発を考えて実践してきた人が、認知科学に基づくコーチングに出会うとどうなるのか?プロのコーチに出会い、先に説明したようなマインドの仕組みとその上手な使い方を学ぶとどうなるのか?自分のマインドとその使い方がすべての現実・未来を創り出していく、ということに気づくはずです。自分の将来には無限の可能性がある、ということに確信を持つことができるのです。そのうえで、どんな分野・領域で機能を果たしていくのかを選ぶことができるのです。そしてこうしたクライアントには、解決すべき課題はいつも抱えるようになりますが、不安というものは一切なくなる人生を歩んでいくことができます。不安というのは、将来に不利益が発生するかもしれないという予測です。本当にそれが発生する可能性があるのであれば、それは不安に思うのではなく、解決すべき課題として対処するだけです。合理的に考えて発生する可能性がない、あるいは考えても意味がないのであれば、不安に思うこと自体がナンセンスです。クライアントが、「すべてはマインドから始まり、自分はマインドを上手に使って、自分のゴールを達成していくとこができる」と、このように確信を持つことを、エフィカシーが上がると言います。マインドの仕組みとその活用方法を知って、ゴールを設定したとしても、自分には出来ないのではないか、と考えてしまうと、ゴールは達成できないでしょう。しかし、自らがエフィカシーを高くゴールを達成しつづけているコーチと接することで、自分にも達成できる、達成したい、というエフィカシーが宿っていくのです。これは説明原理としては、いろいろあるのですが、やはりコーチがクライアントの成功を100%確信している、そしてどんなことがあってもコーチはクライアントの味方であり続ける、ということがコーチとクライアントの間で共有されるからなのです。人間というものは、一人では心細いことも、自分を心底応援してくれる人がいると強いものなのです。

ハッピーと不満の同居

本日は、ブログ解説シリーズです。以前Amebloに公開した以下のブログについてコーチング理論に基づいた解説をしていきます。コーチングについてより深く理解する機会にしていただければと思います。それでは、まずブログを読んでみてください。=================================タイトル:「ハッピー」と「不満」の同居本文:ハイエフィカシー!本日は、「ハッピー」と「不満」の同居、についてお話していきます。「ハッピー」と「不満」は一人の人間で同居すると思いますか?単純に考えると、「ハッピー」と「不満」は正反対な感情です。同居しないと考えるのが普通ですが、あなたは思われるでしょうか?ただ、「ハッピー」や「不満」といっても漠然としていて、よく分かりませんよね。どういう「ハッピー」なのか?何に対する「不満」なのか?まず「ハッピー」についてですが、私がここでいう「ハッピー」とは、自分のゴールを達成することが出来るという確信からくる「ハッピー」になります。自分の設定した複数のゴールを、自分は将来に向かって達成していくことが出来る。これほど、ハッピーなことはありません。「明日は遠足!」「今度の土曜日にデート!」「大好きなアイドルのコンサートが来月にある!」私たちは、未来に起こる望ましい状態があることで、今現在から、ワクワクドキドキ、幸せ、ハッピーになれますよね。自分が設定したゴールは、考えただけで、とてもハッピーになれるもののはずです。これが私の言う「ハッピー」ということです。では次に「不満」ということはどういうことでしょうか?これは、現状に対する不満、ということです。自分や自分の身の回りの状態、関係性に対して強い違和感、不満を持つ、ということです。会社の先輩がカッコいい時計をしていた。調べてみたら、ブライトニング。自分もオートマティックの時計が欲しい。ブライトニングもいいけど、タグホイヤーもいいね。でもやっぱりロレックスかな。いやIWCなんかもいいぞ、なんてあれこれ考え始めます。途端に、今まで何の不自由も感じていなかった、現在のデジタル時計が気に入らなくなってくる。「液晶表示がぼやけているんじゃないか・・・」「結構バンドに傷がついている・・・」「電池交換するのに、結構手間なんだよなぁ・・・」どんどん不満が募ってきませんか?未来にカッコいいオートマティックの時計をしている状態がイメージされると、現在のデジタル時計をしている現在の状態が不満になってくる、ということです。私たちは設定したゴール(の世界)に対して、イメージしたり、臨場感を高めていくと、そちらの世界にいる自分が当然となってきて、現状に不満をいだくようになるのです。「現在の状態は自分らしくない。ゴールの世界が自分がいるにふさわしい。」となってくるのです。設定したゴールに向かっていく私たちは、エフィカシーを高く維持することで「ハッピー」であると同時に、現在の状態に強い「不満」を持つ存在となっているのです。これはセルフコーチングをしっかりと実践している人、コーチングを受けた人に、当然のこととして起こってくることなのです。=================================以上が、公開したブログの内容です。一見矛盾する、「ハッピー」と「不満」という情動が同居するというテーマから、コーチングを実践している人、コーチングを受けた人のマインドについて説明したものです。コーチング理論に基づき、ゴールを設定して実現できると確信している人は本当にハッピーになります。ブログでは専門用語を出していませんが、これはエフィカシーが重要である、ということです。エフィカシーとは、自分のゴール達成能力に対する自己評価です。ゴールを設定し、エフィカシーが高い人は、その定義から、当然ハッピーになります。自分の心からなりたいことをゴールに設定し、そのゴールを未来に実現できると確信できるわけですから、ハッピーにならないわけがないのです。ハッピーになれずに、大変そう・・・、とか、出来るかなあ・・・、となってしまうのは、ゴール設定が間違っているか、エフィカシーが低いか、のどちらかなのです。ゴール設定を間違うことは少ないと思いますので、やはりエフィカシーが低くなってしまうことがハッピーになれない原因となるでしょう。こう考えると、やはりエフィカシーを上げる、高いエフィカシーを維持する、ということが重要になりますが、ではどうすればエフィカシーが上がるのか、維持できるのか、ということが問題になります。間違いないのはプロコーチから直接コーチングを受けることですが、セルフコーチングにおいても、この問題を解決していける方策があります。それが、ブログに書いた「設定したゴール(の世界)に対して、イメージしたり、臨場感を高めていく」ということになるのです。具体的な方法として有名なのは、コーチの元祖ルー=タイス氏が提唱した「アファメーション」です。勿論認知科学者であり世界のトップコーチである苫米地英人博士も書籍やDVDなどでこうしたゴールの世界の臨場感を上げる技術を説明されています。こうしたエフィカシーを上げるために、臨場感を上げる方策をしていった結果、どういうことが起こるか、ということの一つとして、現状に対する「不満」が起きてくる、ということなのです。自分が心から望むゴールを達成できる能力があると確信しているのにかかわらず、現状はそうなっていないわけですから、大変な不満ですよね。別の説明原理を使えば、コンフォートゾーンが移動している、ということです。現状がコンフォートゾーンではなくなり、ゴールの世界がコンフォートゾーンになってくるのです。だからこそ、頑張っている、努力している、という感覚などなく、ゴールを達成していってしまうのです。ゴールの世界がコンフォートゾーンになっていくからですよね。コンフォートゾーンに戻るのを努力とは言わないからです。したがって、現状にハッピーというのは、コーチングを実践していない状態だ、ということがわかります。「あなたはそのままでいい・・・」とか、「持ち場で幸せになりなさい・・・」というような現状をハッピーと思い込め、というような人生訓と、コーチングは全く違うということなのです。ぜひコーチングでいう「ハッピー」と「不満」を体感する日々を送ってください。

生まれ変わる方法!?

ハイエフィカシー!本日は、生まれ変わる方法、についてお話をしていきます。といっても、身体的な生まれ変わりのことではありません。あるいは宗教的な生まれ変わり、という趣旨でもありません。コーチング理論における生まれ変わり、ということになります。さて、生まれ変わると言ったときに、何が生まれ変わるのか、ということが重要です。ここでは、あなたの自我が生まれ変わるという意味でお伝えしていきます。そして、何のために生まれ変わりたいか、といえば、勿論あなた自身の望む方向に生まれ変わるということになります。辛く苦しくなる方向を望む人はいないでしょうから、より自分が幸せ、ハッピーとなる方向に生まれ変わる、ということになりますよね。ではあなたの自我が、よりハッピーな方向に生まれ変わるにはどうすればいいのでしょうか?カンのいい方であれば、ゴール設定だよ、とすぐに気付かれることでしょう。その通りです。自我とは、その人の評価関数と言い換えることができます。その人が何を重要と評価し、何を重要ではないと評価しているか。そうした評価の集まりがあなたの自我と言えるわけですよね。ある事柄を重要だと思っているということは、その事柄について自分との関係性が非常に強いわけです。人間に対して、モノに対して、情報に対して、あなたはいろいろな評価をしており、それらのものとの関係性が決まっています。あなたの信念体系(ブリーフシステム)と言い換えてもいいですよね。あなたがこれまでの人生で経験してきたことについて数え切れない評価をしてきてその評価が集まったものです。これがあなたの自我です。そしてこの自我は、もちろん細かいところでは変わっているものではありますが、ホメオスタシス(恒常性維持機能)の働きにより、同じ状態を維持しようとします。社会人となってある程度生活が安定してくると、よりこの維持しようとする働きは強くなり、同じ状態を繰り返すことが当然、心地よいとなります。自我を変えたくない、という働きが強くなるわけですよね。これが現状維持の姿です。昨日やっていることを、今日も同じように行う。明日も同じことをしていく。永遠の昨日を生きていくようになるのです。現状維持ならそれでいいじゃないか、と思われるかもしれません。しかし、自分は変わらない、変わりたくないとしても、社会は日々変動し、環境は日々移り変わっていきます。特にビジネスにおいてはその傾向が顕著ですよね。そうなると、現状維持をしているだけでは、幸せではない、ハッピーではない、となってくるのです。ではどうすればいいのか?少し触れましたが、現状の外側に強烈なゴールを設定するのです。それによって、それまでの自我が変わってくるのです。どういうことかというと、現状の外側にあるゴールが重要と評価されることで、これまでの評価関数が変わってくるということですね。ある人が企業に勤めていて社長になって会社業績を拡大することを目標にしていたとしましょう。そのような人が、自分で起業して設立した会社を発展させて上場させようというゴールを設定したとします。するとどうなるでしょうか?もちろん、ゴール設定したことで、どうすれば起業できるのか、といった情報ソースや人脈という関係性が新しく重要になってくる、ということがあります。同時に、これまで企業内での評価(例えば上司に評価されること)といったことが重要だと考えていたことが、逆に重要度が低くなる、ということもあるでしょう。繰り返しになりますが、あなたの自我とは、評価関数であり、それはあなたの周囲とあなたとの関係性の集まりであるわけです。この関係性が、ゴール設定をすることでダイナミックに変わっていく、ということです。これを効果的に利用することで、あなた自身と周囲の関係性が変わる。すなわちあなたの評価関数が変わる、自我が変わる、ということになります。ここでの定義上、自我が変わるということは、あなたは生まれ変わる、ということです。あなたのマインドが変わる、ということですよね。そう考えると、コーチングを知らなくても、ゴール設定をしなくても、生まれ変わる=自我が変わる、ということが実際にあります。しばらく会わなかった友人に会った時に、「お前変わったなあ~」と言われたり、言ったりした経験はあるのではないでしょうか。外見で変わったということではなく、内面が変わったという意味においてです。内面は直接見ることは出来ませんが、考えや行動で気づきますよね。私たちはマインドで考えたことを、言動にして表しているからです。この場合はおそらく、今までの評価関数の中で、ある事柄との関係性を大きく変えていることから感じるものです。主義・主張というものが分かりやすいですよね。共産主義を理想としていた人が、金融資本主義にどっぷりと浸かっている、というような例です。コーチングでいえば、ゴールを設定して、生まれ変わっていくことがセオリーであり、自分の狙ったものに変わっていくことができるわけです。しかしそうではなくても、あなたがこれまで何気なく構築してきた関係性を見直していくことで、自我は変わっていきます。会社との関係性を見つめなおす。家族、友人との関係性を見つめなおす。身の回りにある家具・道具との関係性を見直す。自分の評価している主義、思考法、解決方法を客観視する。勿論ゴールに照らして見直していくのですが、そこまで行かなくても、自分はなぜこの関係性を持っているのか、と自問することで、見えてくることがあるのです。惰性で続けていた・・・テレビでいいと言っていたから鵜呑みにしていた・・・こんな人だと決めつけて付き合っていた・・・関係性が変われば、あなた自身の評価が変わるということですから、それに対する言動も変わります。ゴールを達成する前から、あなたはどんどん変わっていくことが出来るということです。ぜひ、自分のゴールの方向に、生まれ変わっていきましょう。

ライフコーチという存在

ハイエフィカシー!本日は、ライフコーチという存在、についてお話していきたいと思います。別にそんな定義知らなくてもいいですよ、なんて思わないでくださいね。このほとんど聞いたことがないライフコーチ(という存在)を理解することが、あなたのゴールを達成していく、あなた自身を成長させるために、非常に重要になってくるのです。ライフコーチという存在をよりよく知ることが、購読者皆さんの人生をより豊かに、ハッピーにすることに役立つはずだからです。ライフコーチという言葉ですが、コーチングが普及しているアメリカではそれなりに使われる言葉だと聞いていますが、日本ではどうでしょうか?コーチングに関わりがあったり、コーチングを学んでいる人でも、ライフコーチという単語に触れることは少ないでしょう。ましてやコーチングに関心がない方はほとんど聞いたことがないはずです。物事を理解するときには、対比させて考えると分かりやすいことがあります。ライフコーチを考えていくうえで、類似と思われる用語と対比させて整理していきましょう。ライフコーチというのは、コーチの一種です。そして、みなさんもご存知の通り、コーチといってもいろいろな人をコーチと呼んでいますよね。多く使われているのは、スポーツ関係ですよね。テニスのコーチ、野球のコーチ、サッカーのコーチ・・・確かにこうしたスポーツ関係のコーチはマインドの使い方を教えている部分もあるでしょうが、何よりもメインはそのスポーツのインストラクターである、ということです。そのスポーツが上達する技術を教える人であるわけです。これに対して狭義の意味でのコーチとは、ゴール達成の技術=マインドの上手な使い方、を教える人だ、ということですね。私はプロのコーチとして、マインドの上手な使い方をお伝えしていますが、そこには認知科学に基づく専門的な理論体系のバックボーンがある、ということを知っていただきたいです。コーチとはスポーツなどの技能の伝授をするインストラクターとは異なる、という点が重要です。まとめると、ライフコーチとはコーチの一種である。そして、ここでいうコーチとは、スポーツ関係でよく使われる広義のコーチ(実質はインストラクター)とは違う、ということになります。よろしいでしょうか?それでは次に、狭義のコーチの一種であるライフコーチとはどんな位置づけになるのか、ということが重要になります。これを理解するには、まず狭義のコーチの原則、というものを知る必要があります。その原則とは、「コーチはマインドの上手な使い方を教える人だが、クライアントにゴールを教える人ではない」、ということです。言葉ではついつい読み飛ばしてしまいがちなのですが、ここはよくよく気を付けなければなりません。コーチが気を付けるのは勿論なのですが、クライアントの方に、こうしたことに関する無意識の誤解というようなものが起きてしまうので、皆さんもクライアントの立場になられたときには要注意です。何度も聞かれたことがあると思いますが、ゴールは自分自身が設定し、達成していくものです。当然ですよね?他人が考えたり、他人から押し付けられたものはゴールとは本来呼びません。それをゴール?にしてしまっている人がいまだに多く、いわば隷属的な人生を送っているのは大変残念なことではありますが・・・したがって、クライアントのゴールはコーチが教えたり、設定するものではありません。クライアント自身が現状の外側のゴールに気づいていくものです。当然コーチはそのゴール設定ができるように手助けをします。しかし代わりにゴール設定をすることはありません。加えて、コーチはそのクライアント自身のゴールの内容について、良し悪しを問いません。良いとか悪いとか評価をしてしまうと、実質コーチがクライアントのゴール設定に関与してしまうことになり、コーチがクライアントの代わりにゴール設定をすることと同じになってしまうからです。そして、当然ながらゴール達成をするのはクライアント自身の実行によるわけです。コーチが代わりにゴール達成の実行をしてくれるわけではありませんよね。クライアント自身のゴールですからクライアント自身が達成しなければ意味がありません。以上が狭義のコーチの原則のスタンスです。まとめると、ゴールを設定するのはクライアント自身であり、コーチはクライアントのゴールの内容について良し悪しは留保する、そしてクライアントが実行するということです。よろしいでしょうか?しかし、ここまで整理してくると、皆さんの中にはいくつか疑問が出てくるかもしれません。「ゴール設定をクライアントに押し付けているようで冷たく感じる・・・」「ゴールの内容に関わらないなんて、無責任じゃないの?」「ゴールに向けてクライアントが実行していくのに、なんのサポートもしないの?」「私はコーチングを受けたけれど、アドバイスをもらったことはありますよ・・・」このように思われる方もいらっしゃると思いますが、コーチの原則のスタンスはさきほどお伝えした通りなのです。しかし、ここには例外というか、発展形があります。それがライフコーチ、なのです。ライフコーチとは、こうしたコーチの原則のスタンスをあえて超えて、クライアントのゴール内容に関わったり、実行において具体的なアドバイスをしたりすることがあります。コーチの原則をふまえたうえで、クライアントとの関係性や、クライアントの状況に応じてゴールの内容に踏み込んだり、実行段階の具体的アクションを提案したりするコーチ、これをライフコーチと呼ぶのです。この意味では、メンターと呼ばれる存在とライフコーチは似ています。メンターとは、先輩・兄貴のような存在として、その人(ここではクライアントと呼びます)のロールモデル(模範的存在)になっている人ですね。その人が困っていることや実現したい事(ゴールのようなもの)について、親身になって相談に乗り、解決策を教えてくれ、手助けをしてくれ、場合によっては代わりに解決してくれるような存在です。メンターとライフコーチは異なる点は次のように考えらえます。メンターはその特性からクライアントからお金を受け取ることはないでしょう。逆にメンターがクライアントに金銭的な支援をしてやることの方が多いわけです。これに対してライフコーチはコーチングの報酬をクライアントから受け取ります。ここが大きく異なる点です。しかしそれ以外については、ライフコーチはメンター的な要素を持っている、ということです。別の角度から見ると、ライフコーチは、専門的なアドバイスを行うという意味から、コンサルティングやその他の専門的なサービス(会計、税務、法務)に近い機能も提供している、と考えられます。勿論専門的なサービスは有資格者でなければ行えない業務もありますから、それらの専門家とライフコーチが全く同じ機能を果たすということはありませんが、ベーシックな知識や解決策の糸口といったことはライフコーチが教えてくれる、ということもあります。コーチはインストラクターとも異なります。コーチはメンターではありません。コーチはコンサルタントや専門的サービサーでもありません。しかしライフコーチは、これらインストラクター、メンター、コンサルタントといった人たちが持つ役割・機能のいくつかも併せ持って、クライアントのゴール達成を思いっきり加速させるコーチなのです。インストラクターの機能だけでは、技術に偏りマインドの上手な使い方を学ぶことが出来ない可能性があります。コンサルタントや専門的サービサーの機能は、自分がやることの一部を効率的・効果的に代行してくれるということです。しかし自分自身のゴールをこの人たちに丸投げすることはできません。メンターは非常にありがたい存在ですが、唯一危険なのは、その人の人生がメンター依存型になってしまうリスクがあることです。その人にとってメンターとは圧倒的な存在感のある人ですが、それゆえにお互いが無意識的に依存させる・させられているという関係が起きやすいのです。以前もお伝えしたことがありますが、コーチは圧倒的にいい人です。それはクライアントのゴール達成のみに関心があるからです。そしてクライアントがコーチに依存することなく、自分でマインドの上手な使い方が出来るように手助けする人です。ライフコーチとは、こうしたコーチとして圧倒的にいい人であることを基本として、場合によってはインストラクター、コンサルタント、専門家としてのアドバイスをクライアントに施しつつ、メンターのように圧倒的な存在感を示す人、なのです。今回はライフコーチの存在ということについてお話してきました。皆さんの認識にライフコーチという存在を加えて、ゲシュタルトを再構築していただけると、皆さんがコーチやメンターといった他の役割を持つ人々と、どういう関係を作り出していきたいか、という道しるべになるはずです。ぜひ、皆さんご自身のゴールを達成し続けてください。私もライフコーチとして進化していきます。